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東電、原発事故前の全価値を賠償 長期避難者の不動産

2012年02月09日 19:34 | カテゴリー:経済ニュース

 東京電力の広瀬直己常務は9日の原子力損害賠償紛争審査会で、福島第1原発事故で今後5年以上の長期避難が避けられない住民の不動産の賠償について「全損扱いで考えたい」と述べ、事故発生前の価値の全額を支払う方針を表明した。審査会も同日の会合で、全額賠償が妥当との認識で一致した。

 全額賠償の対象となるのは、政府が年間被ばく放射線量に基づき避難区域を見直した際に「帰還困難区域」となる地域の土地や家屋。審査会は、年間被ばく線量が20ミリシーベルト以下となるのが確実で「避難指示解除準備区域」、「居住制限区域」についても賠償の目安となる指針の策定に向け、引き続き検討。

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