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SUMCO1300人削減 ソーラー事業撤退へ

2012年02月03日 00:19 | カテゴリー:九州経済ニュース

 半導体シリコンウエハー大手のSUMCO(東京)は2日、太陽電池用ウエハー事業からの撤退、半導体用ウエハー事業の生産拠点再編・縮小を柱とする事業再生計画を発表した。伊万里工場(佐賀県伊万里市)内で太陽電池用ウエハーを製造するソーラー工場は来年1月末までに閉鎖。希望退職の募集や転籍で、グループで国内に6800人いる従業員を2年間で1300人削減する。

 太陽電池用ウエハー事業は、中国や台湾のメーカーの台頭による供給過剰と円高で採算が合わないため撤退を決めた。関連子会社の水俣電子(熊本県水俣市)と、SUMCOソーラー(和歌山県海南市)は今年3月末に解散する。

 半導体用ウエハー事業は、パソコンや液晶テレビの需要低迷に伴い製品の生産能力を1-4割削減。生野工場(兵庫県朝来市)を閉鎖し、伊万里工場と子会社の長崎工場(長崎県大村市)は一部ラインの閉鎖などで生産態勢を見直す。拠点別の人員削減数は不明。

 SUMCOは事業再編費用582億円の特別損失計上に伴い、2012年1月期連結決算の純損益見通しをこれまでの90億円の赤字から850億円の赤字に下方修正。筆頭株主の住友金属工業(東京)、三菱マテリアル(同)などに最大450億円の優先株引き受けを要請し、財務基盤の強化を図る方針。

=2012/02/03付 西日本新聞朝刊=

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