真相解明努力なく遺憾 菅氏、旧政権を批判
2010年03月12日 22:31
| カテゴリー:九州経済ニュース
菅直人財務相は12日の記者会見で、沖縄返還に絡む財政上の日米密約の財務省調査に関して「密約で最終的に合意した内容がこれまで対外的に明らかにされなかったのは事実だ」と述べ、真相解明の努力がされてこなかったことは遺憾との認識を表明した。
菅氏は「政権交代がなければ、政府は従来の姿勢を変えなかった」と旧政権を批判した。
密約によるニューヨーク連邦準備銀行への無利子預金については「米国へのある種の利益提供と言えるが、一般的な利益提供とは性格が異なる」と指摘。沖縄返還協定に定めていない負担だとして「しかるべき段階で国民に知らせるべきだった」と述べた。
財務省の文書管理については「歴史的資料を残す観点が希薄だった」とし、一定期間後の公開ルール整備が急務とした。