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ベスト電器1000人超削減 2012年2月まで 早期退職募る

2010年02月27日 06:58 | カテゴリー:九州経済ニュース

 家電量販大手のベスト電器(福岡市)が、2012年2月末までの2年間で、従業員約5500人(非正規雇用含む)のうち、千人超を削減する方針を固めたことが26日分かった。早期退職制度を新設して希望者を募るほか、定年退職などの自然減や採用抑制で4千人台前半まで規模を縮小する。大手百貨店なども大幅な人員減に踏み切っており、08年秋の金融危機後に製造業から始まったリストラが、流通業界まで拡大してきた。

 ベスト電器は、首都圏地盤の完全子会社さくらや(東京)の全店を2月末までに閉店し、従業員約450人を原則解雇する。グループ全体では1500人超の人員削減となる見通しで、流通業界で過去最大規模になる。

 ベスト電器は経営不振から、12年2月末までに国内直営店の2-3割となる50-70店を閉鎖する計画を進めている。また、業界内でも人件費比率が高く、大幅な人員減が避けられないと判断した。千人超の削減目標のうち、11年2月末までに7-8割を削減し、12年2月末までに残りの2-3割を減らす方向で調整している。

 早期退職制度では、退職金の上積みなどの優遇条件を設けて、すべての年代を対象に実施する方針。ただ、不況で雇用環境も悪化しており、想定する人数が集まるかは不透明だ。

 流通業界では、三越(東京)が昨年、早期退職希望者を募り、約1600人が応募。井筒屋(北九州市)も3月に240人規模の早期退職希望者を募集する。

=2010/02/27付 西日本新聞朝刊=

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