地方の景況上方修正3地域に減少 2月、改善鈍化
2010年02月26日 19:09
| カテゴリー:九州経済ニュース
内閣府が26日発表した2月の地域経済動向によると、全国11地域のうち景況判断を前回(2009年11月)から上方修正したのは東海、北陸、近畿の3地域にとどまった。上方修正は前回が5地域、前々回(09年8月)は10地域だったが、個人消費や企業の生産持ち直しに広がりが見られず、景況改善のペースが鈍った。
政府の経済対策の効果で自動車、家電の売り上げは伸びているが、消費全体が勢いを欠き、本格回復からはほど遠い地域経済の実態が浮かび上がった。
内閣府は「(政府が国内経済全体を)デフレと判断して少し景気実感が冷え込んだ」と先行きを警戒している。
2月は、下方修正の地域はなかった。地域別では、南関東が「下げ止まっている」で、景況の上向きが遅れている。衣料品の販売不振に加え、乗用車の販売がほかの地域より伸びていないためだ。沖縄は新型インフルエンザ拡大を警戒した旅行の手控えが響き「悪化しつつある」だった。