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ハウステンボス再建問題が大詰め 「支援困難」に揺れる地元

2010年01月30日 16:46 | カテゴリー:九州経済ニュース

 長崎県佐世保市のリゾート施設「ハウステンボス」の経営再建問題が大詰めを迎えている。有力な支援者候補の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は、修繕費の巨額さを理由に「支援は困難」と姿勢を一転、2月初旬にも最終判断する見込み。地元選出の国会議員も加勢し、自治体は再建の道を探るが、先行き不透明感は深まる一方だ。

 ハウステンボスは2003年に会社更生法の適用を申請。現在も約60億円の更生債権が残り、うち約9億円の返済期限が3月末に迫る。しかし、世界不況や円高の影響で入場者数は外国人旅行客を中心に落ち込み、昨年11月は前年同月比約36%減の約9万人と厳しい経営状況が続いている。

 HISは29日に佐世保市や長崎県と対応を協議。同県出身の山田正彦農林水産副大臣もHISの沢田秀雄会長に会い、再建への協力を求めた。

 県は既に港湾施設の公有化などによる支援を打ち出し、市も固定資産税相当額を原則10年間、支援企業に交付する方針を表明済み。「つぶすわけにはいかない」(県幹部)とさらなる後方支援策を懸命に模索する。

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