西シ銀のATM停止1時間 月末の金曜窓口混乱
2010年01月29日 23:18
| カテゴリー:九州経済ニュース
29日午前11時35分ごろ、西日本シティ銀行(福岡市)のオンラインシステムに障害が発生し、出入金や振り込みなどの全取引ができなくなった。13分後に予備システムを使い復旧したが、午後0時59分に再度、障害が起き、40分後に復旧した。
本支店全208店の窓口業務と、現金自動預払機(ATM)約1500台がストップ。インターネットバンキング、コンビニATMも利用できなくなった。原因は調査中。今月中旬にプログラムの更新を行ったという。
午後2時すぎまでに順次、取引を再開。窓口の営業時間を同5時まで2時間延長して対応した。同日中の取引処理は、夜までに終えた。西シ銀は障害発生中、やむなく他行を利用した客に、余分にかかった手数料返還に応じる方針。
障害が起きたのは、出入金管理などを行う「勘定系」という基幹システム。西シ銀は、旧西日本銀行のシステムを利用しており、全面停止は1992年の導入後初めて。
西シ銀のATMは1日平均約50万件の取引があるが、同日は月末の金曜日で通常より多かったとみられる。障害発生中、店頭では行員が来店客への説明に追われた。復旧直後、福岡市・天神の天神支店には、店外まで行列が伸びた。預金を下ろしに来た同市南区の会社員女性(60)は「待っていられないので出直す」と話していた。昨年9月には地場の福岡銀行(福岡市)でもシステム障害が発生した。
=2010/01/30付 西日本新聞朝刊=