HISが地元とテンボス支援協議 修繕費で交渉難航
2010年01月29日 16:21
| カテゴリー:九州経済ニュース
旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は29日、長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」再建問題を東京都内で地元自治体と協議した。支援を要請されているHIS側が検討状況を説明したが、結論は出ず、「今後も協議を続ける」(HIS関係者)としている。
HISは施設修繕費の見積もりが想定以上に膨らんだため、「支援は難しい」との姿勢を強めており、自治体側との交渉は難航している。
協議には、長崎県の藤井健副知事、佐世保市の朝長則男市長、ハウステンボス管財人、HISの平林朗社長らが出席。HISは最大300億円に上るとみられる修繕費の見通しなどを説明した。
これとは別に、長崎県選出の山田正彦農林水産副大臣が29日午後、HISの沢田秀雄会長と会談。山田氏は、地方自治体や国が追加支援できないかあらためて検討する意向を伝え、再建への協力を要請した。
HISは、事業の黒字化に影響する修繕費が10年で100億円程度に収まることを支援の条件としていた。しかし施設を査定した結果、「今後5~10年で200億~300億円必要」(首脳)と判断した。