HISに正式支援要請へ 佐世保市、テンボス再建で
2009年11月30日 18:10
| カテゴリー:九州経済ニュース

長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス(HTB)」の経営再建問題で、佐世保市の朝長則男市長は30日、支援企業候補として既にトップと接触している旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)に、近く正式に支援要請する考えを明らかにした。九州電力などで構成する九州財界が同日午前、HTB支援の見送りを決めたことを受けて記者会見した。
HISに対し、朝長市長は「観光事業を専門にやっており、運営能力や集客能力がある」とラブコール。同社が再建に乗り出す場合、固定資産税相当分の奨励金を5年間交付する案を示した。
朝長市長は「九州財界には前向きに検討してもらっていたので、一緒にやっていく体制を組みたかった」と残念がり「財界にも側面的な支援、協力をしてもらいたい」とあらためて求めた。
会見に先立ち、九電の松尾新吾会長が佐世保市役所を訪れ、朝長市長に「出資を含め主導的にHTBを運営できる企業が(財界内には)ない」などと検討結果を説明。面会後、松尾会長は記者団に、HIS主体での再建に協力を依頼された場合について「そのときにまた集まって考える」と述べ、含みを残した。