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豚肉緊急買い上げへ 農相 価格低迷受け6年ぶり

2009年09月26日 00:28 | カテゴリー:九州経済ニュース

 豚肉の卸売価格が政府の安定基準価格(1キロ当たり400円)を下回り低迷していることから、赤松広隆農相は25日、肉を冷凍保存し市場隔離する緊急対策(調整保管)の実施を明らかにした。今後、実施時期や保管頭数を早急に詰める。

 同対策は、畜産農家の保護が目的で、卸売価格が安定基準価格を下回った場合に発動する。発動は供給過多の2003年以来6年ぶり。

 農林水産省所管の独立行政法人、農畜産業振興機構が全国農業協同組合連合会(JA全農)など民間団体に委託し、余剰肉を買い取ってもらう。価格が上がれば市場で売るが、冷凍保存などで経費がかさみ赤字になれば、同機構が補償する仕組み。

 同省によると、豚肉の卸売価格は、不況の影響で7月中旬以降、大幅に下落。指標となる東京と大阪の食肉市場の平均値は、1キロ当たり374円(18日)と昨年9月平均の525円より28%下がった。畜産が盛んな鹿児島県産も3割下落しており、同県畜産課は「相対取引が多い黒豚も価格が下がっているもよう」と指摘する。

 民主党は農家への補償は団体を介さず直接行う方針ながら、赤松農相は「緊急に手を打たないと大変なことになる。今回に限り、旧来のやり方で行う」としている。

=2009/09/26付 西日本新聞朝刊=

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