水稲作柄、9道県が「やや不良」 09年産、天候不順が影響
2009年08月28日 17:41
| カテゴリー:九州経済ニュース
農林水産省が28日発表した2009年産水稲の作柄概況(8月15日現在)によると、収穫時期の早い早場米を生産する19道県のうち、半数近い9道県が平年を下回る「やや不良」だった。残る10県は「平年並み」だった。
13道県で穂数が平年を下回ったほか、穂の出る時期も前年より1~6日遅れる地域があるなど、5月から7月にかけての日照不足など天候不順が生育に影響した。 ただ、今後の気温や日照時間は平年並みと予想されることから、農水省は現時点で深刻な不作にはならないとみている。
8月に収穫がほぼ終わった早期栽培地域(5県)の作況指数は、宮崎が109、鹿児島が106でいずれも「良」、高知が103で「やや良」。徳島は99と「平年並み」で、沖縄は95で「やや不良」だった。
早場地帯に比べ穂の出る時期が遅い遅場地帯(27都府県)の生育状況も、7月以降の日照不足で茎数が平年を下回る地域が増え、12府県が「やや不良」、15都府県が「平年並み」だった。
農水省は天候不順による生育の遅れなどから稲に軟弱な傾向が見られるとし、病害虫の発生に注意する必要があるとしている。
次回調査は9月15日現在で実施する予定。豊作や不作について全国ベースで数値化する作況指数を同月末に公表する。
08年産は好天に恵まれ豊作となり、全国平均の作況指数(確定値)は「やや良」となる102だった。