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県出資会社 独へ八女茶 福岡農産物通商が輸出 海外販路拡大へ

2009年07月31日 05:21 | カテゴリー:九州経済ニュース

 福岡県や農業団体、地場企業が共同出資した貿易会社「福岡農産物通商」(福岡市)は8月3日、福岡の特産品である八女茶を欧州の茶貿易の中心地であるドイツに輸出する。昨年12月に同社が設立されて以来、八女茶を海外へ輸出するのは初めて。同社は「これを機に八女茶の輸出に弾みをつけたい」としている。

 輸出される八女茶は、ドイツの農薬基準に従い、県内の生産者5人が昨年栽培した煎茶(せんちゃ)計150キロ。航空便で福岡空港を3日に出発し、ドイツ・フランクフルトへ到着後、ハンブルクの茶商に納入される。輸出金額は約100万円。

 欧州への八女茶の売り込みは、県と農業団体などでつくる福岡県産品輸出促進協議会が2007年度から実施。ドイツ・ケルンの国際食品見本市などに出品し、輸入緑茶の多くを占める中国茶にはない濃厚な味わいを売り物にしてきた。福岡県フランクフルト事務所も成約を後押ししたという。

 同社は「海外では日本食ブームに伴い日本茶への関心は高い」としており、今後、オランダや米国にも売り込む考え。同社の渡辺宏社長は「これまで少量の八女茶が輸出された例はあるが、まとまった量が輸出されるのは初めて。将来につながる意味は大きい」と話している。

=2009/07/31付 西日本新聞朝刊=

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