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鹿児島ルート425億円 九州新幹線 補正前倒し配分

2009年05月29日 06:24 | カテゴリー:九州経済ニュース

 国土交通省は28日、2009年度補正予算案に計上した整備新幹線の前倒し事業費1100億円(事業費ベース)の線区別配分額を固めた。九州新幹線鹿児島ルート(新八代‐博多)には残事業費の半分強に当たる425億円、西九州ルート(武雄温泉‐諫早)には10億円を配分する。

 鹿児島ルートは11年3月全線開通予定。資材高騰による増額分を含む総事業費は8920億円で、残事業費は786億円。鉄道・運輸機構九州新幹線建設局によると、レール敷設や施設整備は10年3月にほぼ終了する見通し。前倒し事業は信号設備や駅舎の内装などが対象となる。10年度は試験運転後に騒音対策などを予定しているため、前倒し事業によって開通時期が早まることはないという。

 国交省は資材高騰による増額について、同ルート沿線の福岡、佐賀、熊本3県に計260億円の追加負担を要請。3県は不服として、事業認可額の変更にも態度を保留している。前倒し事業では、国が自治体負担分の9割を補てんし、3県の負担軽減につながることから、3県の判断に微妙な影響を与えそうだ。

 西九州ルートは用地買収費などに充てる見通し。他線区の配分額は、北海道(新青森‐新函館)150億円、東北(八戸‐新青森)40億円、北陸(長野‐金沢)430億円。残る45億円は調整金として、各線区の事業進ちょくの状況に応じて配分する。

=2009/05/29付 西日本新聞朝刊=

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