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北九州空港南側処分場“さら地”へ 「滑走路延伸に期待」 国交省 補正100億円確保 地元関係者

2009年04月23日 01:42 | カテゴリー:九州経済ニュース

 北九州空港がある「空港島」で約4割の面積を占める苅田沖土砂処分場の整地を進めるため、国土交通省が100億円の関連予算を今国会に提出する2009年度補正予算案に盛り込む方向となった。処分場は空港南側にあり、県が滑走路延伸を要望している場所。北九州市など地元関係者は「早期の滑走路延長につながってほしい」と期待の声を上げた。

 北九州市・苅田町沖の空港島は、滑走路など空港関連施設のほか、海底のしゅんせつ土砂を運び込み埋め立てを進めている。国交省は、本年度予算ゼロだった処分場の地盤改良に100億円を補正予算で確保。将来、滑走路などで利用可能な“さら地”に向け、早期整備を目指す方針。

 北九州市の北橋健治市長は22日の「整地予算計上」報道を受け、「すぐに利用可能な状況になることは空港島の土地利用促進につながる。地盤改良が将来の滑走路延伸が想定される場所を含めて行われるとすれば、地元としては非常に喜ばしい」とコメント。

 苅田町幹部も「滑走路延伸につながれば、空港の利用促進に結び付く」。北九州商工会議所幹部も「(整地予算の計上で)延伸が期待できる」と語った。

 ただ今回の整地事業は「あくまで港湾事業としての予算化」(国交省九州地方整備局)とされる。空港整備を受け持つ同省航空局関係者は「地盤改良は滑走路延伸が前提ではない。延伸する場合は、需要予測や費用対便益などその必要性の調査が不可欠」と指摘。「(利用が伸び悩む)現空港を最大限使っていく努力が先決」と強調した。

=2009/04/23付 西日本新聞朝刊=

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