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旧池島鉱研修打ち切り 09年度まで 従業員は配置転換

2009年03月31日 05:47 | カテゴリー:九州経済ニュース

 九州最後の炭鉱で2001年に閉山した長崎市の旧池島炭鉱で行われている外国人技術者の受け入れ研修が09年度で打ち切られることが30日、分かった。三井松島リソーシス(長崎市)の長崎炭鉱技術研修センターでは08年度までにベトナムとインドネシアから計531人を受け入れたが、池島には採炭現場がなく、研修内容に制約があった。

 10年度以降の外国技術者の受け入れ研修は、北海道釧路市の炭鉱、釧路コールマインに一本化される見通し。

 同研修は池島炭鉱閉山直後の02年度、池島の離職者対策を兼ねて5カ年計画で始まった。池島でインドネシアとベトナムの研修生を、釧路で中国とベトナムの研修生を受け入れ、炭鉱施設技術や生産・保安技術を教えた。07年度に「産炭国石炭産業高度化事業」として3年間延長され、09年度が最終年となる。

 釧路では最先端の採炭現場を見学できるのに対し、池島は閉山後に坑道を大幅に縮小し、坑内で本物の採炭機械を動かす研修もできない。研修生から「生きた炭鉱で学びたい」との要望があり、08年度からベトナム人の研修は釧路に集約された。池島では、09年度のインドネシア人研修生35人の受け入れが最後になる。

 三井松島リソーシスは「3カ年の事業として取り組んできた」として、受け入れ研修終了後、従業員60人は配置転換などで対応する方針。海外への技術者派遣研修は継続するとみられる。修学旅行生や一般向けの坑内見学については継続する方向で検討する。経済産業省は「産炭国側に国内での研修を求めるニーズはある」として釧路での受け入れ研修は継続する考え。

=2009/03/31付 西日本新聞朝刊=

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