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かんぽの宿、1次案で7施設閉鎖 オリックスが提案

2009年03月28日 18:15 | カテゴリー:九州経済ニュース

 オリックス不動産(東京)への売却が白紙となった、日本郵政の70の宿泊保養施設「かんぽの宿」売却問題で、オリックス側が昨年夏の第1次提案で7施設の閉鎖を日本郵政に提案していたことが28日分かった。関係者が明らかにした。

 同10月末の最終提案では一転して「現時点で処分等は考えていない」と閉鎖には触れなかったが、契約書の「譲渡禁止」条項に、個別転売や閉鎖が可能となるただし書きが加えられ、結果的にいつでも処分を容認する形になった。

 最終的に転売容認の文言を契約書に加えたことに対し、具体的な閉鎖施設案を持っていたオリックス側に配慮した格好の不透明な手続きとして批判が出そうだ。鳩山邦夫総務相は一連の選定過程を問題視しており、総務省で調査を進めている。

 日本郵政は「ただし書きにある転売や閉鎖の判断は、宿泊事業全体を継続するために(一部を切り離す判断が)避けられない状況を想定したものだが、実際には当社が合理的でないと判断すれば条項を適用することはできないと考える」(資産ソリューション部)としている。

 オリックス側が1次提案で閉鎖を日本郵政に示したのは、既に休館中の柏崎(新潟県)、舞鶴(京都府)、島原(長崎県)の3施設に、小樽(北海道)、十勝川(同)、熊野(三重県)、美作湯郷(岡山県)の4施設を加えた計7施設。

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