72年 地域に別れ 久留米井筒屋閉店
2009年02月28日 21:08
| カテゴリー:九州経済ニュース

久留米井筒屋(福岡県久留米市、井上雄二社長)が28日閉店し、前身のデパート「旭屋」から数え、72年の歴史に幕を下ろした。
井上社長は最後の客を送り出した午後7時半すぎ、店舗入り口に立ち、「地元の皆さまとともに歩んで来られたことを誇りに思います」とあいさつ。取り巻いた市民から「お疲れさま」「ありがとう」と声が上がった。この日は通常の4倍の約2万人が来店した。
閉店を見守った近くの主婦、西博美さん(37)は「幼稚園のころから通い続けた思い出の店です。また営業を再開し、いつまでも久留米にあってほしい」と涙を流した。
同店をめぐっては跡地一帯の再開発構想や営業再開案が浮上しているが、井上社長は取材に対し「今のところ、お答えできることはありません」と答えるにとどまった。
=2009/03/01付 西日本新聞朝刊=