大連市に官民アンテナ店 福岡県中小同友会 北九州市など 5月から市場開拓
2009年01月30日 06:13
| カテゴリー:九州経済ニュース

北九州市とふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)、福岡県中小企業家同友会の3者が共同で、5月下旬に中国・大連市に「チャレンジショップ(アンテナショップ)」を開設することが29日分かった。中小企業の中国市場向けビジネスを支援する狙いで、現地で商品販売もできる。中国で販売機能を備えた官民一体のアンテナショップは、福島県の官民が上海に開設した例があるが、九州からは初めて。近く正式発表する。
ショップは大連市の目抜き通りにあるホテル1階に設置。広さは約100平方メートル。1区画50センチ四方のブースを計60ブース用意する。中国の専門商社の販売員が、市場調査や商談先の開拓などの営業活動を代行する。期間は2011年秋まで。
出展企業は、初期費用を軽減して中国事業に取り組むことができ、中国の消費者ニーズも探れるメリットがあるという。
取り組みを呼び掛けたのは県中小同友会で、北九州市やFFG傘下の「FFGビジネスコンサルティング」(福岡市)などで協議会をつくって出展企業を募集。ショップの開設費用は分担する。県中小同友会は05年から昨年夏にかけても単独で、中国・杭州に単独で、アンテナショップ(展示のみ)を開設。FFGが今回参加するのは、取引先企業の販路開拓を支援して融資拡大につなげる狙いがあるためとみられる。
出展料は、北九州市内企業が月7000円、市外が月1万5000円。ほかに初回登録料1万円や物流経費などがかかる。出展を希望する企業向けに、2月6日に説明会を開く。
大連市は北九州市の友好都市で、今年で締結30周年。現地では北九州市やFFG傘下の福岡銀行が事務所を構える。
=2009/01/30付 西日本新聞朝刊=