九電99円値上げへ 4月、料金調整
2009年01月30日 00:19
| カテゴリー:九州経済ニュース
九州電力(福岡市)と西部ガス(同)は29日、原・燃料費の変動に伴う4月分の電気・ガス料金の調整額を発表した。本来の値上げ幅を圧縮している1‐3月分の料金に比べ、電気料金は標準家庭(月300キロワット時使用)で99円値上げし、月6727円。ガス料金は標準家庭(月23立方メートル使用)で19円値下げして月6137円になる。
電気・ガス料金は3カ月ごとに原・燃料の調達価格を自動的に加味して調整する制度があり、今回は昨年10‐12月の価格を反映。液化天然ガス(LNG)価格の先行指標にもなる原油の平均価格は1キロリットル当たり4万7771円で、7‐9月からほぼ半額に下落した。しかし、九電は原油に比べて値下げ幅が小さいLNG、石炭を燃料として多く使っているため、結果的に値上げになる。
九電と西部ガスは1‐3月分の料金について、国の要請で本来の値上げ幅より50%、25%安く抑えており、その圧縮分を今回の4月から来年3月までの料金に転嫁する。標準家庭の転嫁額は電気料金で月額60円、ガス料金で同約22円。
次回の調整は、現行制度だと7月だが、原・燃料価格をより素早く料金に反映させる新制度が始まるため、5月に再び料金改定される。経済産業省の試算では、電気料金もガス料金も4月に比べて数100円程度値下げする見通しになっている。
=2009/01/30付 西日本新聞朝刊=