金融機関に資本注入の申請を促進 金融庁が財務局長会議
2009年01月29日 10:24
| カテゴリー:九州経済ニュース
金融庁は29日、全国財務局長会議を開いた。地域金融機関に公的資金による資本注入の申請を促すことや、中小企業に対する貸し渋りの防止を徹底することを確認。資金繰り対策に全力を挙げる。
あいさつした谷本龍哉金融担当副大臣は、「中小企業への円滑な資金供給は、金融機関の根源的な役割の一つ。多くの金融機関に(公的資金を注入する)制度を活用してもらいたい」と強調した。
金融庁は、昨年12月に施行された改正金融機能強化法に基づく公的資金の資本注入で、地域金融機関の貸し出し余力を高める必要があると判断。各財務局を通じ、積極的な公的資金の活用を働き掛けている。
また、過度に融資審査が厳しくならないよう、企業の経営実態をしっかり把握して貸し出しの是非を判断することを金融機関に求めていく方針。
公的資金の資本注入は既に、北洋銀行(札幌市)を傘下に持つ札幌北洋ホールディングスと南日本銀行(鹿児島市)が検討を表明している。