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コメ生産目標 前年割れに歯止め

2008年11月27日 13:36 | カテゴリー:九州経済ニュース

 農林水産省は27日、2009年産米の生産目標数量を前年と同じ815万トンとする方針を固めた。輸入小麦など世界的な穀物高に伴うコメの消費回復を見込んだ判断で、目標数量設定を始めた04年以降続いていた前年割れに初めて歯止めがかかる。近く都道府県別の数量を発表する。

 同省はこの日、自民党の部会に方針を示し、大筋で了承された。

 コメの生産目標数量は、米価下落を防ぐ生産調整(減反)の一環。前年の需給状況や過去の販売実績などを基に、国が全国枠を決めて都道府県別に振り分ける。

 数量の設定を始めた04年は857万トンだったが、コメ消費の減少傾向を背景に4年連続で減少。08年は815万トン(九州7県で計97万3500トン)に落ち込んでいた。

 農水省は、パンなど小麦製品の値上がりで相対的に割安感が出たコメの消費回復に期待しているが、世界の穀物相場は、金融危機に端を発した景気後退懸念でピーク時の半値まで下落しており、思惑通りコメの消費が戻るか不透明な面もある。

=2008/11/27付 西日本新聞夕刊=

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