三菱重工、韓国衛星で優先交渉権 H2A初の商用打ち上げへ
2008年10月31日 19:47
| カテゴリー:九州経済ニュース

【ソウル31日共同】日本の主力ロケットH2Aの打ち上げ業務を担う三菱重工業は31日までに、韓国の小型衛星打ち上げの国際入札で優先交渉権を獲得、受注に向け最終交渉に入った。韓国航空宇宙研究院(KARI)が明らかにした。KARIは「大きな問題がない限り契約の方向」としており、日本のロケットによる初の商用衛星打ち上げが実現する見通しとなった。
H2Aに搭載する見通しの小型衛星は、KARIが開発中の多目的観測衛星「アリラン3号」で、2011年9月の打ち上げ予定。鹿児島県の種子島宇宙センターから、日本の宇宙航空研究開発機構の衛星と相乗りさせて打ち上げる計画で、H2Aが海外から打ち上げ事業を受注するのも初となる。
KARIによると、入札ではロシア製ロケットを使うドイツとロシアの合弁企業ユーロコット社と三菱重工が競合したが、三菱重工が最高点を獲得した。