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農水省、過剰米11万トン買い入れへ 36道府県で対策発動

2008年10月30日 20:15 | カテゴリー:九州経済ニュース

 農林水産省が30日発表した今月15日現在の2008年産水稲の作柄概況によると、おおむね好天で生育が順調に進み、全国の作況指数(平年作=100)は102と7年ぶりの豊作水準となった。

 これを受け、豊作時にコメの価格下落を防ぐため過剰米を市場から隔離する「集荷円滑化対策」の3年ぶりの発動が確定した。今回は36道府県の96地域が対象。農水省は併せて、農家所得を十分に下支えするため、隔離する過剰米約11万トンを政府備蓄米として買い入れる。費用は200億円規模に上る見込み。

 都道府県別の作況指数は、高知が最高の107で、106の北海道、徳島が続いた。青森、秋田、千葉、岡山、愛媛は105で、36道府県が101以上。一方、日照不足などで宮城と佐賀は98、埼玉と静岡が99と100を下回った。

 集荷円滑化対策は全国と都道府県、地域の作況指数がともに101以上になると発動される。過剰米の隔離保管に協力した農家に1俵(60キロ)当たり7000円が支給されるが、市場価格を大幅に下回るため自民党が実勢価格に見合う補償を要求。農水省は農家支援強化のため、特例として1万2000円以上での買い入れを決めた。

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