西九州ルートにレール敷設へ 武雄市で測量始まる 九州新幹線
2008年09月30日 00:09
| カテゴリー:九州経済ニュース
九州新幹線西九州(長崎)ルートの武雄温泉‐諫早間(45.7キロ)で29日、レール敷設工事のための測量が始まった。整備計画から35年かけて今年4月に着工した同ルートは、約10年後の完成に向けて建設作業が動きだした。
測量は、建設主体となる独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が実施。同機構から委託を受けた業者がこの日、佐賀県武雄市武雄町のJR武雄温泉駅周辺の県道で、基準点となる金属びょうを設置する作業を開始した。この後、新幹線の中心位置を決める測量や、ルートの左右25メートルの地形や標高の調査を実施。2009年3月いっぱいで測量を終了する予定。
町づくりの起爆剤として新幹線誘致を進めてきた武雄市の樋渡啓祐市長は「いよいよと身が引き締まる思い。新幹線を地域活性化にどう生かすか、具体的な方策を立てたい」と歓迎した。
長崎ルートは総工費約2600億円。フリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入し、新鳥栖‐武雄温泉間(50.4キロ)は在来線を活用する。博多‐長崎間は26分短縮され、1時間19分で結ばれる。
=2008/09/30付 西日本新聞朝刊=