アサヒ、焼酎の原料米を自社調達 安全確保で検討
2008年09月27日 16:42
| カテゴリー:九州経済ニュース

アサヒビールの荻田伍社長は27日までに、共同通信のインタビューに応じ、外部に原酒の製造を一部委託した焼酎で、基準値を超えた農薬に汚染された事故米が使われていた問題を受け、安全確保のため、焼酎の原材料をアサヒが自ら調達するなどの再発防止策を検討する方針を明らかにした。
具体策として、焼酎の製造を外部メーカーに委託する場合、「原材料の調達はアサヒが直接行うか、共同で仕入れることを検討する」と説明。委託先が調達する場合は、安全性を確認するため「購入経路についての証明書を発行してもらう案も出ている」と述べた。これらの対策を講じた上で、商品の販売を年明け以降に再開したいとした。
焼酎の原酒の製造を委託していた西酒造(鹿児島県日置市)が、汚染米を不正転売していた三笠フーズ(大阪市)から原料を仕入れていたことが発覚。アサヒは「さつま司」や「かのか」など芋焼酎8品目と芋麦焼酎1品目の回収を11日に発表し、スーパーや居酒屋で商品を一斉撤去する事態となった。