西日本新聞

経済ニュース

明林堂書店再生手続き 負債153億円、営業は継続

2008年08月26日 13:19 | カテゴリー:九州経済ニュース

 福岡、大分両県を中心に九州、中国地方で書店を展開する明林堂書店(大分県別府市、林新太郎社長)が大分地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、保全命令を受けていたことが26日分かった。申立代理人の弁護士によると負債総額は約153億8000万円の見込み。同社は営業を継続して経営再建を目指す。

 東京商工リサーチ大分支店などによると、同社は1982年に創業。株式の店頭公開に向け、積極的に事業展開。ピーク時の2001年9月期には九州、中国地区や埼玉県に120店を構え、書籍販売業を中心に売上高は約211億円。

 だが主力の書籍販売額は96年9月期の142億円をピークに減少。書店閉鎖後に開いた中古ゴルフショップや焼き肉店なども振るわず、閉店が続出。07年9月期の売上高は約163億9000万円に落ち込んだ。

 累積借入金も04年9月期時点で約120億円となり07年から11店の閉鎖や従業員削減を進めたが資金繰りは改善しなかった。申し立ては22日付、保全命令を受けたのは25日付。

 現在は岡山県以西に計93店(うちゴルフショップ1店、従業員928人)を営業。九州7県には77店あり、うち福岡県19店、大分県18店。今後は(1)不採算の12店を順次閉店(2)当面は新規出店せず中小型店に特化する(3)閉鎖店舗など資産売却で債務圧縮‐で経営再建を目指す。

=2008/08/26付 西日本新聞夕刊=

« 大牟田に太陽光発電所 九電 九州最大 出力3000キロワット 10年末-11年初め運転経済ニュース宮・宮コンビで県産品PR 宮崎と宮城 混同を逆手に 東国原知事と村井知事 物産展に共同出展へ »

新着

九州経済ニュース

日経平均
特集 プレスリリースの作り方