大牟田に太陽光発電所 九電 九州最大 出力3000キロワット 10年末-11年初め運転
2008年08月26日 00:26
| カテゴリー:九州経済ニュース
九州電力(福岡市)は25日、福岡県大牟田市新港町に、出力が九州最大となる3000キロワットの太陽光発電所「メガソーラー」を建設する計画を発表した。2009年9‐10月に着工し、10年末‐11年初めに運転開始する。地球暖化の原因となる温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーによる発電拡大の一環。
計画によると、発電所は旧港発電所跡地約7万平方メートルに建設。年間発電量は一般世帯約900戸分に相当する約315万キロワット時で、年間の二酸化炭素(CO2)削減効果は自動車600台の排出量に相当する1300トンを見込む。太陽光パネルの調達先は今後詰めるが、畳1枚分大のパネルを最大3万枚使用する。
事業費は国の補助金制度を活用し、総額二十数億円を見込んでいる。
九電は今春、地熱や風力、太陽光など再生可能エネルギーによる発電を大幅に増やす計画を発表。このうち太陽光は07年度末の計約30万キロワットから今後10年間で3倍以上の100万キロワットに拡大する目標を掲げた。
同発電所は、大規模な太陽光施設が電力を安定供給できるか調査する目的もある。設備は無人で運転する。九電は今後、太陽光発電の民間事業所や一般世帯の普及にも力を入れる方針。
全国では、関西電力(大阪市)とシャープ(同)が6月末、堺市に国内最大となる出力1万8000キロワットの施設の建設計画を発表した。九電の発電所は計画中の設備を含めて5番目の規模となる。九州では現在、再春館製薬所(熊本県益城町)の発電施設(出力1650キロワット)が最大。
=2008/08/26付 西日本新聞朝刊=