岩波書店が打ち出した「コネ採用」…
岩波書店が打ち出した「コネ採用」。定期採用にあたって、同書店から出版した著者の紹介状あるいは社員の紹介が必要との応募条件を示した。厚労相が「事実関係を把握したい」と問題視するなど波紋が広がっている
▼例年、若干名の採用枠に千人以上が応募。有能な人材を効率的に集めたいと、縁故採用に踏み切った。機会の均等を無視しているとの批判には、「自ら縁故を見つけてほしい」。そうした熱意こそ出版人には必要との主張。メディア業界に身を置く一人としては、一理あるかなと思う
▼社長が一緒に食事をして焼き魚をきれいに食べることができるかをチェック、採否を決める会社をテレビで紹介していた。採用基準にこそ企業の個性が表れる。はなからそう考えておけば、学生と企業のミスマッチも少なくなる。
=2012/02/09付 西日本新聞朝刊=