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2010年「ランドセル」購入者アンケート

2010/01/19 13:48 | 株式会社クラレの記事一覧 | カテゴリー:企業情報, メーカー
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2010年「ランドセル」購入者アンケート
カラー化やや落ち着く 女児の5割が“ピンク系”を購入
販売ルートが多様化する中 「インターネット」での購入が増加 

ランドセルの素材などに幅広く用いられる人工皮革<クラリーノ>を製造販売している株式会社クラレ(本社:東京都千代田区 社長:伊藤 文大)では毎年、全国の<クラリーノ>製ランドセル購入者を対象にアンケート調査を実施しています。

このたび、すでにランドセルを購入した400名(2009年12月19日までに到着したアンケートハガキより男女各200名を無作為抽出)のデータを集計し、昨年(2009年=サンプル数400名)のデータとも比較しました。

今シーズンは、東京・大阪の主要百貨店が例年より1ケ月から2週間ほど早くランドセル商戦を開始、8月下旬からランドセル売り場を設けていたところもありました。少子化傾向を背景に、一人っ子家庭の一度きりの購入機会を逃がすまいと、いち早い取り組みになったようです。

(1)3割強が「贈答」による入手で、昨年よりやや増加
まず、購入したランドセルが「贈答」なのか「購入」したものかについて聞いたところ、3割強が「贈答」(33.0%)と回答、7割弱が「購入」(67.0%)です。

「贈答」は昨年(32.0%)より僅かに上回り、高齢化社会と少子化を反映して、かわいい孫や親戚の子どもの小学校入学のお祝いにランドセルをプレゼントするという、入学シーズンならではの光景が浮かびます。

男女別に見ると、贈られるケースは女児(36.5%)が男児(29.5%)を7ポイントも上回っています。昨年より女児上位の傾向(女児=34.0%、男児=30.0%)は強くなっています。

※「購入」=直接親(父母)が買い求めたケース 「贈答」=親以外の人が買い求めたケース
(2)ランドセル選びは依然子どもに主導権…男児は約半数、女児は約7割が自分で選択
ランドセル購入に当たって選択したのは誰だったかを聞いてみました。

子どもの選択は約6割(57.8%)で、昨年(63.7%)より6ポイントほど減っています。

男児の場合、5年前(05年)までは母親(46.0%)が子ども(31.0%)を大きく上回っていましたが、4年前(06年)男児の選択が初めて5割(51.5%)を超え、母親(28.5%)を逆転。以降この傾向が続いています。

今年の子どもの選択(57.8%)は、昨年(63.7%)より5.9ポイント減ですが、約6割が依然として選択権を持っています。

一方、女児(67.0%)の選択権は約7割で、こちらも昨年(72.5%)より5.5ポイント減です。その分、母親(21.0%)が昨年(16.0%)より5ポイント増えています。

父親(男児=8.0%、女児=3.5%)の選定権は1割未満と少ないものの、男児ではやや影響力を示しています。祖父母(8.5%)の選定は昨年(5.5%)よりやや増え、女児(7.0%)より男児(10.0%)の選択に影響を与えています。
(3)「インターネット」が第3の購入形態に
いち早く「ランドセル」を購入した人は、どこで買ったのでしょうか。

① 量販店(43.2%)は昨年(42.5%)とほぼ同じになりました。いち早く商戦に突入した② 百貨店(23.5%)は昨年(17.5%)より6ポイントの増加、先手必勝が効いた結果となっています。また、今回③ インターネット(11.2%)が昨年(9.0%)より2.2ポイント増加し、④ 鞄専門店(7.3%)を抜いて上昇してきました。2006年(5.0%)に初登場し、07年=4.0%、08年=4.0%、08年=9.0%と推移、新しい流通手段として消費者の信頼感と安心感を獲得した様子がうかがえます。その他に挙げられた文具店や組合など、ランドセル販売は少子化の中で販売ルートの多様化が見られ、早い時期からさまざまな場所で購入されています。
(4)<クラリーノ>製ランドセルの魅力は「軽さ」「色」「価格」
<クラリーノ>製ランドセルを選択した理由を聞いたところ、約4割が① 軽いから(38.3%)を挙げてトップです。昨年(52.0%)より13.7ポイント下回っていますが、ランドセルの軽さは当たり前になっているせいかもしれません。次の② 色が気に入った(31.8%)も昨年(38.0%)より6.2ポイント減っており、カラー化の波は落ち着きを見せつつあります。③ 価格が手ごろ(26.0%)は4ポイント上昇、不況とデフレ下で価格に対する意識は高くなっています。以下、④ 機能(20.3%)、⑤ <クラリーノ>だから(15.8%)と続きます。

男児は① 軽い(43.5%)に次いで② 価格(33.5%)、③ 色(25.5%)の順ですが、女児では① 色(38.0%)がトップで、以下② 軽い(33.0%)、③ 機能(20.5%)となります。

今年は「キャラクターが気に入った」(14.5%)が昨年(8.3%)より6.2ポイント増加、「その他」の中で「デザイン」という回答が5.8%を占めています。背裏の模様やサイドのデコレーションなど、型の変化の少ないランドセルにあって色々な工夫が消費者の心をとらえつつあります。購入動機も多様化する傾向にあるようです。


(5)男児の「黒」やや復活、女児は約8割が「赤以外」でピンク系に人気
 何色のランドセルを購入したかの質問では、男児は約6割が黒(57.5%)、女児では約3割が赤(27.5%)です。7、8年前から広がり始めたカラー化はやや落ち着きを見せはじめ、男児の黒(09年=55.0%→10年=57.5%)はやや復活の兆しです。女児の赤と赤以外の比率は昨年と同じです。

男児の黒以外では① 青系(15.5%)に次いで② 紺系(14.5%)、③ 緑系(6.0%)となっています。

女児の赤以外では半数が① ピンク系(50.0%)で占められ、以下② 青系(13.0%)、③ 茶系(7.0%)となります。ピンク系にはピンク、チェリーピンク、ローズピンク、ストロベリーピンクなどバリエーションが豊かになっています。青系(ターコイズブルー、サックスブルーなど=13.0%)は昨年(11.5%)に続き増加の傾向にあり、茶系(7.0%、09年=3.5%)の台頭も目立つなど、男児に比べ女児のカラーの多様化が進んでいます。
(6)購入価格の全体平均は34,200円 昨年よりやや上昇
購入価格は、全体平均が34,200円で、昨年(33,600円)より600円高です。デフレ傾向の世の中にあっても、デザインや機能性に優れ個性を表現できるランドセルの人気が高まり、価格は上昇傾向(08年=32,900円、07年=28,300円)にあります。男児(30,800円)より女児(37,600円)の方が6,800円も高くなっています。
(7)「ランドセル」は7割以上が「6年生」まで使用
最後に、近所の小学生が何年生ぐらいまでランドセルを背負って通学しているかを聞いてみました。

約8割が ① 6年生(78.5%)までと答え昨年(75.7%)より2.8ポイント増加。ランドセルは小学生の最終学年まで使用する傾向はますます強くなっています。次いで、② 3~4年生(7.5%)、③ 5年生(4.5%)と続きます。

消費者の多くは、まわりの状況からランドセルは6年という長い期間使用するものと認識しています。
(8)選ぶ時のチェックポイント
アンケート調査の結果からも分かるように、多くの消費者が6年生までの長い期間使用することを念頭に置いています。それだけに“丈夫で長持ち”する品質と発育ざかりの子どもに負担をかけない“軽量性”、長期間の使用で“飽き”がこないということなども留意点です。

①軽さや素材への信頼性、丈夫さ、仕上げの良さ

②背負いバンドや留め金がしっかりしていること

③マチ部分の縫い目が揃っていて糸がはじけたりしていないこと

④錆びやすい金具類が少ないこと

⑤売場で実際に背負わせてみて、子どもの身体にフィットしているかどうか

⑥成長した場合の背負いベルトに余裕があること

以上

ご参考:「ランドセルは海を越えて」キャンペーン
小学校を卒業すると想い出がたくさん詰まったランドセルは、まだまだ使えるにもかかわらず物置や押入れ等に保管されているケースがほとんどです。そこで、6年間頑張ってくれた使用済みのランドセルにノート・えんぴつ・ボールペン・クレヨン等の文具を入れて、世界で最も物資が不足している国のひとつであるアフガニスタンやモンゴルの子どもたちにプレゼントするという活動が「ランドセルは海を越えて」キャンペーンです。
2004年からスタートしたこの活動により、昨年までに60,000個以上のランドセルが海外の子どもたちにプレゼントされました。
7年目を迎えた2010年も、引続きランドセルの募集を行うこととし、1月9日から応募受付を開始しています。各所から集められたランドセルは、クラレが送料を負担してアフガニスタンなどに送り届けられます。
(※ランドセルの国内の集荷場所までの送料は、ランドセルの提供者にご負担いただきます)

応募受付先、過去の活動など詳しくは以下のページをご覧下さい。
http://www.kuraray.co.jp/csr/randoseru.html
■主  催 :(株)クラレ http://www.kuraray.co.jp/
■後  援 :(財)ジョイセフ http://joicfp.or.jp/jpn/randoseru/index.shtml
(社)日本かばん協会・ランドセル工業会 http://www.randoseru.gr.jp/

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