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肝臓に優しい吟醸酒 長崎県、九大大学院と共同開発 平戸の福田酒造

2008/07/14 08:05 | 西日本新聞の記事一覧 | カテゴリー:新製品
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開発した日本酒「福鶴」を手に持つ福田社長。左手前は「初恋音」=長崎県平戸市の福田酒造
開発した日本酒「福鶴」を手に持つ福田社長。左手前は「初恋音」=長崎県平戸市の福田酒造

 長崎県平戸市の福田酒造(福田詮(あきら)社長)は、肝機能改善効果があるとされるアミノ酸の一種アラニンを多く含んだ純米吟醸酒「福鶴」を同県工業技術センター、九州大大学院と共同開発し、販売を始めた。15日、お披露目のために同県庁を訪れた福田社長は「日本酒が苦手な人にも飲みやすい味に仕上がった。酒は百薬の長。肝臓に優しいお酒を多くの人に楽しんでほしい」とPRした。

 新酒造りは同県の産学官連携事業として2005年度に研究を開始。九大大学院農学研究院の久原哲教授の研究室から酵母の遺伝子データの提供を受けた同センターがアラニンを多く作り出す酵母を見つけ、同社で製品化にこぎ着けた。

 「福鶴」は同酒造の他の日本酒の約2倍のアラニンを含有。アラニンは日本酒に含まれる甘味成分と考えられてきたが、最近の研究で肝機能改善や免疫力増強の作用があることが証明されるようになったという。

 また、同社は同じ研究グループで、酸味成分の有機酸を多く作り出す酵母を用いて、アルコール度数が4度の微炭酸入り低アルコール酒の醸造に成功。甘みを抑えた味に仕上げ「初恋音」として売り出した。

 福鶴は720ミリリットル入り1995円、初恋音は300ミリリットル入り645円。同県内の小売店で販売。電話での注文販売も受け付けている。
福田酒造=0950(27)1111。

=2008/5/16 西日本新聞=

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